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会話作文~優しい夜 ※R18注意
2010-04-07 Wed 01:23
初え□作文です。
★R18ですよ~~(#^.^#) なので18歳未満の方は閲覧禁止でお願い致します。
で、R作文は今回で最後になると思います・・・。
Rだけど微エ■なのであんまり期待しないで下さいね
期待してる人はいないでしょーが(^^ゞ
どんなのでもOK!な方はどうぞ・・・

※この作文の内容は「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのをご遠慮ください。



ぱたん・・・。

(・・・まただ。先輩、今日も眠れないのか・・・)

午前2時過ぎ、森永は隣の部屋のドアの開く音で目を覚ました。
ここ数日、宗一が深夜に起きることに森永は気付いていた。
気付いたのが数日前だから、実際はもっと前からあったことなのかもしれない。
部屋の明かりが明け方まで点いていたこともあった。
たまらずに森永はベットから出る。

「先輩」
キッチンにいた宗一に話しかける。
「森永? ・・・悪い、起こしちまったか」
「・・・どうしたんですか?」
「・・・ちょっと、喉が渇いて」
水を飲みに来た、と宗一は答えた。
それだけではないのだろう。宗一は森永と目を合わそうとしなかった。

(本当の理由をオレに言うわけない。この人はそういう人だから)

先日の明け方、普段より早く目が覚めた森永は宗一のうなされる声を聞いた。
『・・・どこ・・・だ、・・・りな・・・が。・・・なんで燃え・・・て』
火事の夢で苦しんでいるのだろうと森永は思った。
それから、毎日のように宗一が眠れていないことを知ったのだ。

「先輩、ちょっと」
「え?」
森永が宗一の腕を掴んだ。
「おいっ、もり・・・」

言葉を続けることもできず、宗一は森永の部屋に連れ込まれベッドへ押し倒された。
「てめ・・・、なにす・・・」
「深夜だから、黙って」
「ふ、ふざけ・・・」

今が人の眠る時間であったことに気付かされ、宗一の声は小さく変わった。
森永はそれ以上の注意を重ねることなく、代わりに薄く開かれているその唇に柔らかいキスを落とした。
唇の裏を舌先でなぞられ、宗一は体を震わせる。
まるで労わるように繰り返されるそれは決して深いものではなかった。
が、予想していなかった事態に驚いている宗一には刺激が強すぎた。

「ぅ・・・・・っ、んっ・・・・・・」

パジャマのボタンはいつの間にか外され、前をはだけた肌に熱い手が触れる。
唇は首筋をすべり、手指は敏感な胸の突起を刺激する。

「こん・・・な・・・、やめ・・・ろ」
息が上がりそうになるのをこらえ、宗一はやっと言葉を発した。

「も・・・りな・・・」
指の動きは止めずに、森永は耳元で囁いた。
「先輩・・・もうずいぶん眠れてないんでしょう?」
「・・・は・・・?」
「顔色も悪いし、すごく疲れてるみたいですよ」
「な・・・はぁ・・・あっ」
「・・・今日だけは、オレの言うこと聞いて」
「なに言っ・・・んん・・・」
「オレに任せて。眠らせてあげる・・・先輩」

「―――ッ!」

森永の手がそこに触れ、宗一は初めて気が付いた。
自分で思うよりずっと身体が熱を抱えていたことに。

(先輩の、この人の好きなキスを・・・。一番好きなやり方で感じさせてあげたい・・・)

今日は、今日だけは自分の欲望は忘れようと森永は思った。
ただ宗一をゆっくり眠らせてあげるために。
「暗いままするから・・・オレのことは考えないで、感じるだけでいいよ」

指先は巧みな動きを繰り返し、舌先は胸の突起をなぞるように舐めあげる。

「ッ、あ・・・・・・」

殺し切れずに声が漏れた。
飽きること無く胸に口づけを繰り返す森永の吐息をそこに感じて、宗一の思考は纏まらなくなる。
小さな明かりもない真っ暗な闇の中、お互いの吐息だけが部屋に響く。
いつもとはどことなく違う森永の愛撫のせいだろうか、熱が溜まるのが早い気がした。
「・・・っ、イ・・・」

宗一の反応に呼応するように翻弄を繰り返す森永に追いつけず、宗一は小さく呻いた。

「―――ッ!!」

体がしなる。
眩暈にくらみながら宗一はそのまま解放へと導かれた。

「・・・はっ、あ・・・、ぁ・・・っ」

全身の力が抜けた宗一は、ぼんやりする意識の中で森永が再び愛撫を始めたことに気付いて驚く。

「も・・・いいだ・・・ろ。やめろ・・・」
「まだ、足りないよ。眠れるには・・・まだ」
「・・・結局、やるつも・・・りか・・・よ」
「大丈夫」

一瞬だけ愛撫を止めて、森永が小さく答えた。
「“オレ”はしないから。今日は先輩だけ・・・だから、安心して」
「・・・は?、んあっ・・・」

宗一の言葉を封じるように、森永は体を下にずらしたかと思うとまだ濡れているそれを口に含んだ。

「やめ・・・、あ・・・・・・、ああ・・・・・・っ」

執拗に舌が絡められ、時折強く吸い上げられて、強烈な快楽を与えられる。
意識をとばす寸前で、宗一は思い切り森永の頭を押しのけた。

「・・・お、お前はしないって・・・なんだ、よ」
呼吸が整わないまま、目の前の男を睨みつけた。
森永も欲情していることは明らかだったからだ。

「お前は・・・どーすんだ?」
「オレは・・・いいんです。先輩が眠れればそれで」
「てめえ・・・ふざけんのもいい加減にしろよ・・・」
「だってオレに出来ること、これくらいしか」

「オレばっかり・・・助けられんのはもう嫌・・・だ」
「え・・・?」
「オレだけ、とか・・・ごめんだ。せめて・・・おまえ・・・」
「先輩?」

戸惑い気味の森永の首に腕を回すと、急かすように宗一は唇を重ねた。
「・・・続けろよ」
森永の耳元でそう囁く声が聞こえた。

(・・・そうだ。この人は人に甘えるのがすごく苦手なんだ。でも今は・・・?)

「・・・いいの?」
「だから・・・勝手にしろって」
「もっと・・・よくしてあげる」
「なっ・・・」
反論しかけた宗一の唇は森永のそれで塞がれた。

今度のキスはずっと深かった。
文句も不満も溶かされ飲み下されていく・・・。

「・・・オレはここだよ、センパイ・・・」

(オレはここにいるよ。先輩、あんたが望んでくれるならずっとずっとそばにいる・・・だから、安心して眠って・・・)

「先輩」
小さく呼んで目元に口づける。

「先輩」
今度は唇に。そのくすぐったさに宗一は眼を閉じた。
森永は肩に体重を掛けると、緩く抱きしめながら背後に倒してゆく。

「好きだよ、先輩」

まっすぐなその囁きに答える代りに、宗一は精一杯の努力で恥ずかしさを押し退け、森永の首を自分へと引き寄せた。


翌朝。
宗一は森永のベッドで目を覚ました。
隣で眠っていたはずの森永はそこにはいなかった。
時計は午前7時を指している。森永はもう台所に立っている時間だ。
自分を起こさないように静かに部屋を出たのだろう。
それでも、同じベッドにいた人間が起きたことに全く気付かないほど深く眠っていたことを知り、どれだけ眠れていなかったか改めて感じる。

夕べの記憶ははっきりしていない。
ただ、ずっとあたたかい腕に包まれていたような気がする・・・。

『オレはここだよ』
その声だけは覚えていた。
暗闇の中で迷う自分を出口へと導いてくれた、優しい声。
悪夢にうなされて目が覚めることはきっともうないと、宗一は思った。

この部屋を出れば、いつものようにあいつは笑いかけてくれるだろう。
「おはよう、先輩」と。


おしまい


※3週間ほど掲載した後に、恥ずかしくて一度下げた記事なのですが、
有り難いことに再UPを望んで下さる方が何名かコメントを下さったので
もう一度UPすることにしました。
本当に有難うございます<(_ _)>


羞恥心を押し退けて努力したのは私です(笑)
え□書いてみました・・・みましたが、全然え□くねー!!
いや~、苦手なことはするもんじゃないですね(苦笑)
4/7でブログ開設して4か月になるのでいっちょ挑戦してみようかなと思いまして。
でもやってみてはじめて分かることもある!いや分かってたけど。
今後やってはいけないこととか(ぇ
最後まで書けてないし・・・ってか、もう無理。

設定は、同居後で宗仁さんに「家のこと、ごめん」と謝れたあの日の前までのどっかの時間で
火事の記憶&森永くんを失うかも、というフラッシュバックに兄さんが苦しんでます。
夢でうなされ眠れていない(ターニングの桜木さんみたい(汗っ))ことを森永くんが知り、
「兄さんを眠らせる」ためだけに色々しようとするお話でした。
宗仁さんに謝ったあの場面を見た時、兄さんは「オレのせいで家がなくなった」と
心の奥で苦しんでいたんじゃないかと想像したんです。
そんな兄さんだから一度くらいはフラッシュバックに悩まされる日もあったのではないかと。
そんなところから生まれた妄想でした。

えちに関してですが、兄さんはとにかく“漢”ですから、
自分だけ慰められたり森永くんだけ余裕綽々というのは許せず
「こいつから求めてくれれば、せめて二人でなら・・・」と思ってます。
4巻のホテルでのことも兄さんは少なからず「救われた」と思ってるから
これ以上「森永に助けられるだけ」の自分が嫌なんです。(※ただし妄想です)

本音を言うと書きたかったのはえ□ではなくてこのシチュだったんですけどね。
で、そのためにはどーしてもこーゆーシーンが必要で・・・。
そんな感じの作文でした。言い訳ばっかりしてるなあ(反省)

最後まで読んで下さってありがとうございました。
期待外れでごめんなさい・・・ホントにごめんなさい。
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