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会話作文~そんな夜もある
2013-06-16 Sun 08:23
あと半月と少ししたら森永君の誕生日なんですよね~。
お祝いで作文のひとつでも書くべきとこなんでしょうが
ネタが全然浮かんできませ~ん(;_;)
バースデー作文が無理でも日常シチュな作文くらいは書きたいなあ…が、頑張ります。

で、相変わらずの会話メインの作文です。
先に謝っておきますが、今回の兄さんは兄さんらしくない、
というかこんな事言わないし思わないしこんな態度とらないよね…って感じなのです。
それでもキャラから離れすぎないように書いたつもりですが、
オリジナルのイメージを壊す可能性もありますので、お読みになる方はいつも以上に
ご注意ください。

※この作文の内容は漫画「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのをご遠慮ください。



―先輩…―
―…んン…っあ…―
―気持ち、いい?―
―ぁ…ぁ…、もりな…―

ぱちっ。
と、そこで目が覚めた。

―な、なんなんだ、今のは??―

実のところ今日だけではない。
ここ最近、宗一は何度かこんな夢を見ていた。
といってもせいぜい同居人に抱き締められるくらいの内容で、ここまでリアルな感覚の残る夢は初めてだった。

―なんで、こんな夢…―

ずっと以前に聞いた事をふと思い出す。
欲求不満の時にはこういった夢を見易い、と。

―欲求不満? このオレが? あ、あり得ん…でも―

夢に反応したらしく、身体は既に熱を持ち始めている。

―このままじゃ眠れねぇし…どうする? 自分でするにも…ー

カナダでの「上手くできなかった」事件以来、宗一は自分でするのを避けていた。
宗一にとって元々そこまで必要な行為ではなかったこともあるが、何より特定の誰かを想像しなければ出来ないという事実を認めるのが怖かったのかもしれない。

―仕方ねぇ…ビールでも飲んで、酔いに任せて寝るか…―

別の方法で身体の熱を鎮めようと、宗一はベッドから出るとキッチンへ向かった。

ソファーに座りビールを1本空けると、身体は少し落ち着いてきた…なのに肌が過敏な気がするのは何故だろう?
宗一は、夢の中で自分に触れた指先の感触を覚えていた。
思い返す度に夢で触れられた部分が震える。
夢なのに?

―畜生…なんなんだよ。これじゃあいつまでも…―

自分で鎮めようと決意した、その時。

「先輩?」
「!」

よりによってこんな時に。今一番会いたくない相手…。

「どうしたんです? こんな夜中に。電気も点けないで」
びっくりしましたよ、と近づ声。

「電気、点けますよ」
「つ、点けんな」
「え?」
「あ、いや…すぐ部屋に戻るから…点けなくていい」

宗一は急いでソファーから立ち上がり自室に向かおうとした。
しかし、リビングは暗く周りがよく見えない。
自分の方へ歩いてきていた森永にぶつかってしまった。

「…っと、悪い」
「いえ。…あれ?」
「…?」
「先輩、なんだか熱っぽくないですか? 具合悪いの?」

心配する声に慌てて応える。

「ぜ、全然。何ともねぇから…心配すんな」
「ちゃんと熱測った? 測ってないなら体温計持ってきますよ?」
「大丈夫だって。そーゆーのじゃねえから」
「? そーゆーのじゃない・・・って?」
「へ?」

口がすべった・・・。
そして、目の前の同居人は勘がいいのだ、こういうことに関しては特に。

「先輩…身体、熱いんですか?」
「な、なにが?」
「…」

森永は何も言わず宗一の背中に腕をまわすとしっかりと包み込んだ。
まるで宗一の上昇する体温を身体で確認するかのように。

「ちょっ…」
「先輩」

森永は左手で宗一の後頭部を撫でたかと思うと、宗一の顎を上向きにして宗一の唇を己のそれでふさいだ。

「口の中まで熱いよ・・・」
「ぁ・・・」
宗一の唇を数ミリ離れ、そのまま首筋を滑っていく森永の唇。
ほんの少し触れられただけなのに、宗一の身体は森永の唇や手の動きに反応して震えた。
森永の腕の中で身体が熱を帯びていく。

「・・・・・・しよっか・・・?」

宗一の体温の上昇に気付いたのか、森永はたった一言誘いの言葉を呟いた。

「だ、だめだ・・・」
「どうして?キスだけでこんなに感じてるのに…ずっと我慢してたんじゃないの?」
「…ちが…」
「もしかしてオレのせい? オレが近くにいるから我慢してたとか?」
「…そんなんじゃ・・・ねぇ」
「・・・?」
「だ、第一、お前だって困るだろーが!? 突然こんな…そう簡単には身体も、その…」
「…ご期待に添えなくて申し訳ないんですが…オレすっかり臨戦態勢なんですけど(^^ゞ」
「え…?」

「先輩のことだから、こんな時も自分で処理しようとしたんでしょ?それでも、ダメな時はオレに言ってください。言ってほしいんです」
「…そんなこと…言えっか」
「やっぱり嫌?」
「オレは…お前とは違う」
「…わかってます。先輩が嫌がってること」
「そうじゃなくて・・・」
「?」

「オレはお前の気持ち知ってて…だけどオレはまだわかんねぇんだ、自分の気持ちが。なのに、こんな時だけお前にしてもらおうなんて…虫がよすぎる」
「先輩…」
「い、色々文句言ってるくせに・・・自分の都合で・・・だから」

吐露する宗一の頬を森永の手が優しく撫でる。

「オレに触れられるの、気持ちわるいですか?」
「…気持ち悪くは…ない…」
「こういう時に、他の誰でもなくオレを選んでくれて…うれしい」
「そっ…」
「先輩がオレだけなようにオレもあなただけ…そこだけは同じだってこと、解っていてほしい」
「…森永」
「先輩…触れてもいい?」
「……あ」
「もう考えないで・・・ううん、今はオレのことだけ考えて・・・ね?」
「もり・・・」

その名前を呼び終える前に唇をふさがれた。
森永の唇に、手に、声に、息に、全てに反応している自分の身体を誤魔化すことができない。
今夜だけ・・・そんな迷いも不安も森永の腕の中で溶けていく。
宗一は静かに目を閉じた。


おしまい



身体が熱くなって森永君に頼っちゃう兄さんとかあり得ないんだけど~~~
とは思いつつ、どうしてもどうしてもしょうがない時に甘えられる相手は森永君しかいないので
書いてみました。
身体が森永君を求めてることだけは兄さんもギリギリ自覚できるかもしれない。
(認めるかどうかは別問題ですが)
でも森永君の自分への気持ちを知っているからこそそれを利用することはできない。
森永君には自分を求める理由がある(=好きという気持ち)けど自分にはまだないから
甘えてはいけないと。
高潔な(笑)兄さんならきっとそんな風に考えるのではないかと思ったんですよね。
こんなに色っぽく(そんなでもないけど)長くなるはずじゃなかったんですけど(^_^;)

どーでもいい話ですが、タイトルとして最初に浮かんだのは「恋をした夜は」、
次に浮かんだのは「今夜だけきっと」でした。
どちらも随分昔にヒットしや歌謡曲?のタイトルなんですよね・・・と、歳が(苦笑)
恋を自覚してない兄さんのこーゆー話は内容もそうですがタイトルつけるのも
ちょっと難しいです。

こんなの兄さんじゃな~~~い!! と思われた方、ホントにごめんなさいm(__)m
反省して次また頑張ります・・・たぶん(^_^;)

読んでくださってありがとうございました!
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