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会話作文~たった一言がききたくて
2013-05-23 Thu 00:21
イラスト集、GUSH7月号、そしてサイン会と暴君祭りな夏の始まり(*^_^*)
今週末には秋葉原で生原画展も始まりますね。
ふわふわしてないで少しずつでも創作…もとい作文活動しないと
どんどん書けなくなりそうです。
会話メインの短い作文ですが、よろしければ読んでやってください。

※この作文の内容は漫画「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのをご遠慮くださいね。



『日本の男性は言葉のスキンシップが少なすぎます。面倒くさがらずに気持ちを口に出して伝えることも愛の大切な作業だと理解しましょう』

テレビから聞こえてきたのはコメンテーターらしき女性のそんな台詞だった。

(言葉のスキンシップ?なんだそりゃ?)

リビングでパソコンに向かっていたのだが、集中力が切れかかっていたらしい。
森永がつけたテレビがそのままになっていたことに今気付いた。

(挨拶じゃあるまいし、しょっちゅう口に出すもんでもねえだろ。
まあ、森永は言い過ぎだけどな。言われるこっちのがめんどくせーよ)

と、そこでふと考えが止まる。

(あれ?いつ言われたっけ? そういや最近言われてないような…?)

最近はお互いに色々忙しかったから、そんなシチュエーションにもならなかったし。
いや、別に言われてないから何だということもないんだが。
ってかシチュエーションってなんだよ?
俺はただ、以前のあの大安売り状態はなんだったんだと思っただけだ。

(言わなくてもいいと思ってんのか?それとも、もしかして言う必要がなくなったから…とか?)

長く近くにいたせいもあって、森永の気持ちの変化に疎くなっていたんだろうか?
こんな些細なことが気になるなんて、俺も随分と森永に影響されてきてんだな(-_-;)。


「先輩、レポートのまとめ、まだ続けます?」

風呂から上がった森永がリビングに入ってきた。

「え? ああ、もう少し」
「そうですか。じゃあ、俺は部屋に戻りますね」
「もう寝るのか?」
「いえ。でも部屋でやることがあるんで」
「そうか」

「じゃ、おやすみなさい」
「も、森永」

自室に戻ろうとする背中を見て、つい呼び止めちまった。

「はい?」
「え…と」
「? 先輩?」

言葉に詰まる。が、問いかけの形で言葉を続けた。

「お前…なんで俺と一緒に暮らしてるんだよ?」
「は? なんですいきなり?」
「…なんとなく」
「はぁ…」

困惑ぎみの森永の顔を見ることができない。
俺の質問?の仕方も上手くなかったとは思うけど。

「経済的にも物理的にも同居した方がよかったから、ですよね?」
「・・・そーゆーことじゃなくて」
「…?」
「…っ」
「一体何を訊きたいんですか、先輩は?」

「同居始めてから・・・色々あったろ? 最初に同居を望んだのはお前だったけど、気持ちに変化も出てきたんじゃねえかと思って・・・さ」

なんとか言葉を繋げる。
しかし森永は何かを誤解したようで。

「…先輩は、同居が負担に感じてたりするんですか?」
「は?な、なんでそうなる?」
「違うの?」
「…そんなこと、思ってねえよ」
「ほんとに?」
「ああ」

焦りながらも否定はできたか?
・・・俺自身もこいつと居ることを選んだわけだし、しょーもない誤解をされるのは本意じゃない。
にしても説明が難しい。っつか面倒くせー(;一_一)
わざわざ訊く必要もないんじゃないかと思い始めてきた。

「よかった(*^^*)でも、それならなんでそんなこと訊くんです?」
「…もういいよ、別に」
「一緒に暮らしたいと思った俺の気持ちは何も変わってないですよ」
「もういいって」

適当に話を終わりにしようとした時。

「先輩が好きだからです」
「…え?」

森永の言葉に思考回路が一瞬停止した・・・気がした。

「好きな人と一緒にいたいからに決まってるじゃないですか」
「で、でも最近は全然…」
「全然? なにが?」

やべ・・・つい口に出しちまった(-_-;)
誤魔化す言葉がすぐに見つからず、俺は仕方なく本音を漏らした。

「前はしょっちゅう言ってたくせに…急に言わなくなると気になっちまうだろーが」
「言ってた、って…え?」
「…」
「まさか、俺が『好き』って言わなくなったから?」
「ち、ちが…(赤面)」
「だって言う度に先輩困った顔するし、迷惑がられるなら極力言わないようにしようと思ってたんですけど」
「…っ」

「もしかして…言ってほしかったの?」
「…は?」

思いがけない問いかけに、俺の思考はまた止まった。
何を、言ってほしかったって??

「先輩がいいなら、俺は毎日だって言いたいですよ」
「そ、そんなこと言ってねーだろっ」
 
そうだ、そんなこと一言も言ってない!!

「・・・不安なのはいつも俺だけだと思ってたのに・・・(*^_^*)」
「? なんだよ?」

森永が何か呟いたが小声すぎて聞き取れない。
その口元・・・笑ってんのか?

「先輩・・・」
「ちょっ・・・やめろっ」
「やめない」
「森永!」
「前に言ったよね、俺の好きはこういう好きだって」
「な…っ」
「忘れないで」
「もり・・・」
「大好きです、先輩…」
「・・・ぁ」

抱きしめろなんて俺は言ってねえのに
…こうなる予測ができなかった俺のミスか…?

それでも
こいつに言われてどこか安心している自分自身が悔しい
その一言をこんなにも聞きたかったなんて…


おしまい


本編では森永くんがずっと望んでることですが
今回その「一言」を聞きたかったのは兄さんのほうでしたーーー(*^_^*)

私の作文の中の森永くんは「好き好き」言いまくってますけど(^_^;)
本編の兄さんはこんな乙女思考に陥るわけないですよね。
二次創作なのでどうぞお許しをm(__)m
うっとおしいくらい言われてたのに言われなくなったことに気付いてしまうと
気になっちゃうと思います。
兄さんは理論的な人なので「変化」には何かしら理由があると思ってしまうのではないでしょうか?
ど、どうかな??

読んでくださって有難うございました!
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