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妄想会話~掴まれたもの
2012-10-29 Mon 15:45
今秋、初めての風邪をひきました(;一_一)
体調は戻ったんですが咳だけが治らない。
今日はマスクして店に出ました。
朝晩の気温差が大きくなり体調も崩しやすい時期ですから
皆さんもどうか風邪にはお気を付け下さいね。

ですが、妄想会話は風邪とは全然関係ない内容です。
何でもOKな方はどうぞ。

※この作文の内容は漫画「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのを御遠慮くださいね。



1週間の研修を終えて帰ってきた森永。
1週間ぶりの二人での晩御飯。

「ごちそうさま」
「おそまつさまでした」
「ちょっと食い過ぎたな・・・風呂はもう少し後にしてもいいか?」
「ええ(笑)」

「先輩・・・確認したいことがあるんですけど」
「? なんだよ?」
「オレのいない間、ちゃんとご飯食べてました?」
「へ?」
「明らかに1週間前より痩せてますよね? なんとなく顔色もよくないし」
「そ・・・んなこと・・・」
「食べてましたか?」
「・・・く、食ってたよ」
「ほんとですか? 食べてたのはカップラーメンばっかりだったんじゃないですか?」
「なんでわかっ・・・」
「やっぱり!」
「い、忙しかったんだ・・・研究とかいろいろと。それで・・・めんどくさくて」
「三食ちゃんと食べろとは言いませんけど、せめて一日一食くらいはちゃんとしたもの食べて下さい。学食のランチでも、それこそコンビニ弁当でもいいですから」
「お前は母親か!」
「この際母親でも何でもいいです! 前に空腹で倒れたこと、忘れたんですか?」
「あ、あん時は・・・空腹だったっつーより、空腹になった原因の方が問題で・・・ゴニョゴニョ」
「? なんですか?」
「だいたいいつも研究で忙しい時は大して食わねーんだ。今回が特別だったわけじゃねぇ」
「先輩はいっぱい食べる人じゃないけど、オレやかなこちゃんと一緒の時は結構食べますよね。オレの作った食事もいつも残さず食べてくれるし」
「だから・・・忙しかったって言・・・」
「研修で留守にする度にこれじゃあ・・・オレ心配で研修どころじゃなくなっちゃいますよ」
「なっ・・・何言ってんだ。研修も仕事なんだからちゃんとやれよ」
「先輩がちゃんと食べてくれればオレも安心なんですけど」
「・・・っ」
「でも留守の間に倒れられるのも怖いし」
「・・・わかったよ」
「え?」
「できるだけ・・・気をつける。お前がいない時は意識して食うようにするよ」
「約束してくださいね」
「・・・ああ」
「・・・」
「? なんだよ? まだ何かあんのか?」
「そんなに・・・忙しかったんですか?」
「あ?」
「実験とか、いろいろ忙しかったって・・・」
「あ、ああ、まあな」
「なら・・・先輩が食事できなかった原因はオレにもあるのか・・・」
「は?」
「先輩が忙しい時に、研修とはいえ助手として全然手伝えなかったから・・」
「オレの手伝いなんかより研修を優先させるのは当然じゃねーか。何バカなこと言ってんだ!」
「でも・・・」
「・・・忙しかったのは嘘じゃねーけど、なんつーか、食う気が起きなかったんだよ・・・」
「え?」
「一人だと飯もあんまり旨くねぇ気がしてさ。今までも朝飯晩飯はお前やかなこと摂ってたし・・・部屋で一人で食事する気にならなかっただけだ」
「先輩・・・」
「これからはちゃんと食うから余計な心配すんな。1週間くらいなら毎日学食で食ってもいいし」
「わかりました! 数日留守にする時は、できるだけ日持ちするもの作り置きしていきますね!」
「・・・は?」
「幸い寒い季節になってきましたしね。煮物は冷蔵庫で3日くらいは持つし、カレーやシチューはフリーザーバックにいれて冷凍しとけば・・・」
「な、なんで?」
「一人で食事する時でも、オレの作った料理だったらオレと二人で食事してる気分になってくれるかなって」
「はぁぁ?」
「先輩は、誰かが自分の為に作ってくれた料理はきちんと食べてくれる人ですもんね。オレもその方が安心できます(笑)」
「別にそこまでしなくても・・・」
「煮物とか煮込み料理は一度に沢山作った方が美味しいですし」
「そ、それなら・・・まあ」
「ん?」
「・・・煮物は作っておいてくれると・・・助かる。み、三日分くらい・・・」
「はい(*^_^*) 喜んで」


おしまい

兄さんがなんとなく食欲なかったという、ただそれだけのお話(^^ゞ
ちなみにタイトルの「掴まれたもの」とは兄さんの胃袋のことです(笑)


おまけ

「そうだ、先輩。今度一緒に煮物作ってみません?」
「は?」
「無理にとは言いませんけど、自分の手で作ってみるのも楽しいと思いますよ」
「・・・オレが手を出すと余計手間になるんじゃないか? 包丁とか全然使えねえし・・・」
「あ! ピーラーだったら先輩も皮むきできるんじゃないかな?」
「ピーラー?」
「皮むき専用の器具です。カンナみたいに滑らせて使う感じの」
「・・・じ、自信はないけど・・・」
「あとはこんにゃく千切ったり椎茸のいしづき取ったり。作業は色々あるから、いっぱい作る時は手があった方が助かります。色んなもの入れて美味しい煮物作りましょうよ? ね?」
「・・・そうだな」

と、こんな風に二人で料理することになるかどうかは微妙です。
使ったことのないピーラーに兄さんが興味を示して、案外器用に使いこなしちゃったりして(*^^)v

読んで下さってありがとうございました!
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