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会話作文~想い不満足
2012-10-20 Sat 19:42
今月初の作文~~~。
やっとこさ書けました
10月の2本目書けるかな・・・? 無理・・・かな(-_-;)

妄想会話として考えてたんですがちょい長くなったので作文カテゴリに入れました。
会話のみですので、読者のみなさま、どうか妄想で補充して読んでくださいませm(__)m

※この作文の内容は漫画「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのをご遠慮くださいね。



テレビを観ている森永に宗一が話しかける。
「なに観てるんだ?」
「結婚式の特集やってるんですよ。観始めたら結構面白くて」
「ふうん」
「最近は特に個性的な結婚式を希望するカップルが増えてるんですって」
「へえ」
「そう言えば名古屋の結婚式って派出で豪華だって聞きますけど、ほんとなんですか? お菓子を近所に配りまくるとか娘が3人生まれるとその家は潰れるとか」
「他の地域と比べて派出かどうかはわからんが、オレはそこまで豪勢な式は見たことねえな。花嫁道具積んだトラックも菓子配る風習もこの辺りじゃ見かけねえし」
「そうなんですか?」
「愛知でも地方の名家とかだけじゃねーか? 今でもそーゆーことすんのは」
「かなこちゃんの結婚式はすごいんだろうなって勝手に想像してたんですけどね(笑)」
「はあ?」
「先輩と先輩のお父さんなら絶対に盛大なお式をあげたいと思うんじゃないかって」
「思わねーよ。第一、結婚する当人が考えることで、オレやオヤジが決めることじゃねぇだろ?」
「かなこちゃんが豪華にしたいって言ったら?」
「それは・・・」
「(笑) かなこちゃんは言いそうにないですけどね。そういうのは形より気持ちですから。巴くんと黒川さんだって二人で考えた上でアメリカで結婚することを決めたんでしょうし」
「・・・オレは一切認めてねえけどな」
「はいはい(笑)」

「オレはゲイで結婚関係ないから、逆に知り合いの結婚事情が気になるのかもしれませんね。他の誰かに自分の憧れを託してる、みたいな」
「憧れ?」
「そりゃ憧れくらいはありますよ。できないから余計に(笑)」
「・・・さっきは巴たちが結婚したとかなんとか言ってたくせに」
「あ、そうか。日本じゃなきゃ結婚できる可能性もありますね(笑)」
「・・・」
「まあ相手が承諾してくれれば、の話ですけど(笑)」
「は?」
「さっきも言いましたけど・・・やっぱり形じゃなくて気持ちだと思ってるんです。その人とずっと一緒にいたい、二人でいることで幸せになりたいって気持ちが一番大事なんじゃないかって」
「・・・」
「オレは・・・一生一緒にいたいって思ってますから・・・先輩と」
「お、お、お前はまた・・・」
「ん?」
「そーゆーことを軽々しく言いやがって!」
「え?」
「ずっととか一生とか、し、幸せとか・・・約束できねえことを簡単に口にすんなって言ってんだよ」
「? どーゆー意味です?」
「・・・オレは、恋愛については正直よくわからん。でも、誰か一人をずっと想い続けられる人間ばかりじゃないだろ?ずっと一緒にいられる保証だってどこにもない…」
「先輩・・・」
「お前だって・・・いられなかったし」
「え?」
「あ・・・いや、そうじゃなくて・・・」
「それって、真崎さんのことですよね?」
「・・・っ」
「・・・そうですね。確かに真崎さんとは一緒にいられなくなったけど・・・」
「オレよりお前の方がわかるんじゃねーのか? ずっと一人と・・・なんて難しいって。お前は・・・そうーゆー経験してるんだし・・・・」
「・・・」
「ずっと一緒にいたいって思ってたんだろ? あいつといた時。・・・だけど結局は」
「今は先輩と一緒に生きていきたいと思ってますよ」
「・・・」
「誰かを想い続けることがそんなに簡単じゃないって・・・それはわかってるつもりです。真崎さんとずっと一緒にいたいと思ったことも否定しません。でも真崎さんと一緒にいることはできなかった。だからこそ、先輩とはずっと一緒にいられるんじゃないかって思えるんです」
「・・・は?」
「先輩もオレと一緒にいたいって思ってくれてるでしょ? 恋愛とか友情とか決めないで、オレのダメなところを色々知ってるのに、それでもそばに置いてくれてる・・・」
「それは・・・」
「二人共そう思ってるなら、できるかもしれないじゃないですか(笑)」
「オ、オレは別に・・・」
「ついでにもうひとつ言わせてもらいますけど」
「な、なんだよ?」
「先輩が先輩自身の気持ちに自信が持てないっていうのは先輩の考え方だから構わないですけど、その考え方をオレには押しつけないで下さい」
「は?」
「先輩に先輩の考え方があるように、オレはオレで自信持ってるんです。あなたをずっと好きでい続ける自信を」
「なっ・・・またそん・・・・」
「オレの気持ちは信じて大丈夫ですよ、先輩」
「か、軽々しく言うなって言ってんのにお前は・・・」
「軽く言ってるつもりはないんだけどな。なんでそう思うんです?」
「じ、実際軽いじゃねーか」
「う~ん・・・まだまだオレの気持ちが足りないってことか」
「・・・は?」
「まあオレとしてはどんとこいですけど。これからももっと好きになっていいってことですもんね? 先輩に不足を感じさせないように全身全霊で愛していきますから!」
「だ、誰が不足してるって言った??」
「え? 不足してるんじゃないんですか?」
「してねーよ!」
「じゃあ、満足してくれてる?」
「・・・ああ」
「ほんとに?」
「・・・十分だ」
「え~、オレの気持ちの限界はまだまだ遠いのに(笑)」
「これ以上は本気で勘弁してくれ・・・」


満足だと言われたら 「お前の気持ちは伝わってる」と言われたようで 素直に嬉しい
不足と言われたら もっと愛してくれという暗示なんだと 勝手に喜ぶ
軽く言うなって言うのは 先輩がオレとのことをきちんと考えてくれてる証拠じゃないかって
オレを信じてほしいと思いながらも
二人で歩く未来に自信を持てないあなたの気持ちが愛おしい
失いたくないものがあるからこそ恐れてしまう気持ち 
それはオレも同じだから・・・


おしまい




「先輩は自分の気持ちに自信を持てないって考えたとしても
オレの気持ちはオレのものだから、オレの気持ちは信じてくださいね」
というようなことを森永君に言わせたくて書きました。

恋愛に免疫のない兄さんは、未経験だから未来の予想もできないし自信も持てない。
(兄さんは未だに恋愛の実感すらないですし(笑))
そして恋愛で辛い経験をしたことのある森永君は、その怖さや絶望感を知っているからこそ
どのくらい兄さんを愛しているか、大事なのかを解っているんじゃないかな。

森永君は兄さんの考え方を否定する子じゃないと思う。
だけど自分の気持ちはちゃんと伝えたい。
「先輩は先輩、オレはオレ。先輩じゃないオレの気持ちだけは信じていいんだよ」
そんな告白はいかがでしょうか?

読んで下さって有難うございました!
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