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会話作文~逃げたりしない 祝★兄さんBD
2012-08-03 Fri 01:14
ああ・・・結局誕生日中にはあげられなかった・・・しくしく。

え~、祝BD作文ではございますが誕生日っぽい華やかさも特別感もない作文に
仕上がりました。
地味過ぎて兄さんにも申し訳ないのですが、今の私にできる精いっぱいです(^^ゞ
どんなのでも許して下さるというお心の広い方は、どうぞ。

※この作文の内容は漫画「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方は読むのをご遠慮ください。



8月2日。先輩の誕生日。
ケーキが苦手な先輩に、誕生日に食べたいもののリクエストを訊いたら「別にない」というそっけない返事が返ってきた。
まあ予想はしてたけど・・・と思っていたら
「あ、焼きナスとかいいな」と思い付いたような先輩の言葉。
かくして誕生日のメインディッシュは焼きナスとビールになった(笑)
もちろん魚や肉も出したけど。
「いただきます」
特にいつもと変わらずもくもくと・・・もぐもぐと食べ始める先輩。
乾杯くらいはしようと思ってたのにな(-_-;)
今日はあなたの誕生日ですよ? 覚えてます・・・よね?
「あの先輩・・・お誕生日おめでとうございます」
「あ? ああ、サンキュ」
「・・・」
言うタイミングがずれてしまったオレからの祝いの言葉にもそんな反応…。
わかってますけどね、あなたが自分の誕生日に興味ないことくらい。
だからこそ誕生日だってことを、オレが誕生日を祝ってるってことを・・・オレとこの日を一緒に過ごしているってことを認識させたくなる。
「先輩・・・オレの作る食事、美味いですか?」
「? ああ」
「オレの作る料理食べられなくなるとしたら、寂しい?」
「? なんだよさっきから・・・奥歯になにか挟まったような言い方だな」
「そういう訳じゃ・・・」
「作れなくなりそうなら無理しなくていいって言ったじゃねーか。お前が就職して忙しくなることはオレだってわかっ・・・」
「あ、それは心配しないで下さい。今まで通りできるかはわかんないですけど、食事は就職しててもしてなくでも作らなきゃならないものだし、オレは料理好きですから作ることも楽しいんですよ」
「・・・オレとしちゃありがてーけど。くれぐれも無理はすんなよ」
「はい」
「焼きナス、美味い。他のも、全部」
「え?」
「誕生日に食いたいもん作ってくれて・・・ありがとな。まあ、いつもだけど・・・」
「そんな・・・先輩、オレこそ・・・」
口べたな先輩がそんな風に言ってくれるから、オレの方が嬉しくなるよ。

「先輩に・・・誕生日だから言っておきたいことがあるんですけど、いいですか?」
食事を終える頃、オレはそう切りだした。
「言いたいこと?」
少しだけ呼吸を整える・・・それでも緊張は消えてくれない。
いつか言おうと思っていたことを今からこの人に伝える・・・。

「今までオレは、自分の気持ちを先輩に押しつけるだけ押しつけて、ぎくしゃくした時はすぐ先輩の前からいなくなろうと考えてました。自分が辛いせいもあったけど、先輩のためにもそれが一番いい方法だって思ってた。オレがそうすることで先輩が苦しむことがあるなんて、考えてなかった」
「・・・」
「何度も同じこと繰り返して、すみませんでした」
「・・・いや・・・オレにも責任の一端はあったわけだし・・・」
「・・・これから先、もし先輩とぎくしゃくしたりすれ違ったり、離れなきゃいけない時期があったとしても、もう二度とオレ一人で勝手に決めたりしません。どんな時もどんなことでも、二人で話して二人で決めていきたい」
「え・・・」
「先輩が『もう逃げない』って言ってくれたように、オレももう、先輩を好きだって気持ちから逃げたりしない・・・絶対に」
「ちょ、ちょっと待・・・」
一呼吸置いて、先輩をまっすぐ見つめる。
「だから、先輩・・・オレと人生を生きていきませんか?」
「なっ・・・」
「毎日あなたのことを考えて、明日もあなたと過ごしたい。やっぱりオレも幸せになりたいって思ったから・・・こんな風にずっと、二人で暮らしていきませんか? 」
「し、幸せの概念なんて人それぞれじゃねーか。オレとお前の・・・考え方だってきっと違う」
「でも、先輩がオレの幸せを望んでくれてることは本当でしょ?」
「そ、それに」
「?」
「オレと一緒にいて・・・お前が幸せになれるがどーかなんてわかんねーだろ・・・」
「幸せにしてほしいって思ってる訳じゃありません。オレが先輩を幸せにします、なんてこともおこがましくて言えないし。だけど、先輩と一緒だとオレは、多分幸せなんですよ(#^.^#)」
「・・・っ」
「この5年間、ずっと幸せでした。もちろん辛いこともあったし先輩を傷つけてしまって後悔したこともあったけど、それ以上に幸せなことがいっぱいあった」
「・・・にしたって・・・き、急にそんなこと言われても・・・」
「わかってます。だから今日言おうと思ったんです。誕生日は先輩が生きてる限り毎年一回必ず来るから・・・その日だけ、年に一度だけでいいから考えてほしいんです。オレとのこれからのことを・・・毎年この一日だけ」
「ま、まいとし?」
「はい」
「~~~」
「先輩?」
「オ、オレだけってのは不公平じゃねーか。…じゃあお前も考えろよ、お前の誕生日に。・・・ま、毎年一回必ず」
「あ、それは無理です」
「は?」
「無理っていうより・・・無駄、かな。だってオレは毎日考えてますから、先輩とのこと(*^_^*)」
「ば、ば、ばかじゃねーのかっ?」
「そうですか?」
耳まで赤くして先輩は声を荒げた。
先輩がどんなに鈍くてもさすがに伝わったんだと思う、オレの言葉の本当の意味が。
「でも先のことはわからないですし、来年の今日、オレが一緒にいたらって場合の話ですよ。だから今はそんなに考えなくても・・・」
「考えるだろ、普通! そんなこと言われたら・・・ちゃんと考えるもんだろ」
俯きながらも精一杯の声で先輩が応えてくれる。
ごめん先輩。またオレが悩み増やしちゃったかな。

「と、とりあえず」
先輩の意を決したような声。
「ん?」
「今夜は酒飲んで寝る。せっかくの誕生日だ、お前もつきあえ」
「はいはい(*^_^*)」
「で・・・とりあえず、来年な・・・とりあえず」
とりあえず、の言葉を何度も繰り返し先輩は缶ビールを口に運んだ。
逸らしたその顔にはまだ赤さが残っている・・・。
「ビール温くなってませんか? 冷えてるの持ってきますね。ついでにつまみも何か」
「おう」
そうしてオレたちはいつもの晩酌、いつもの二人に戻った。

先輩
オレは待ち続けられると思う
先輩の気持ちが変わることを、ではなく
先輩が自分で答えを出してくれる日を
それがどんなに先でも
オレは待ち続けられると思う
毎年この一日だけでいい
オレとのことを考えてくれたら 嬉しい・・・

ハッピーバースデー 先輩
これからの一年が先輩にとって幸せでありますように


おしまい



以前、この作文のタイトルと同じタイトルの歌がありましたなあ。
御存知の方はいるのかな?

そんなことはどーでもいいですね。
はっきり言って誕生日関係ないじゃん?な内容でホントすみません。
兄さんを喜ばせるのはホントに難しい~お祝いする気持ちだけはMAXなんですけどね^^;

兄さんBDなのにまさかの森永君視点っ!
プロポーズですよプロポーズ、森永君にプロポーズさせてみました。
当然兄さんは返事できないですけど、森永君の「好きな気持ちから逃げない」って覚悟を
兄さんに伝えるだけでもさせてみようかと思いまして。
プロポーズは森永君にしかあげることのできない(あげることを許される)究極のプレゼントだと
思うんです。
まあ兄さんにとってはプレゼントじゃないでしょうし、むしろ要らないかもしれませんが(笑)
でも、考えてみるとこの森永君はちょっと黒いですね。
誕生日にプロボーズして毎年考えさせちゃおう、なんて若干脅迫のにおいが・・・(笑)

期待外れだったと思います、申し訳ありません。
それでも最後まで読んで下さってありがとうございました!
・・・来年はBD作文ないな、もう無理(苦笑)

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