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ひとりからふたりへ
2012-02-25 Sat 20:23
小学生だった頃、大好きだった本がありました。
学級文庫として置いてあったそれを返却しては借り、また返却しては借りを
何度も繰り返すほど好きでした。
大人になっても忘れられず、探し始めて既に絶版だったことを知りました。
諦められなくて古本屋を見て回ったりネットで探し続けて
先日ネットで見つけてようやく手に入れました。

前置きが長くなってすみません。
その作者のあとがき(ここは覚えてなかった)を読んで
ちょっぴり暴君の二人のことを思い出したんです。



「・・・人はみんな、もうひとりの人にめぐりあい、
ひとりぽっちで生きていたときとは、ちがうものになる決心にせまられます。
ためらいながら、おそれながら、愛に近づいてしまうのです。
ためらい、おそれることの美しさを、わかってほしいと思いながら書きおわりました。・・・」


兄さんは
愛するということを知らない訳でも愛されることを受け入れたくなかった訳でもなく
愛(を自覚すること)によって自分が変わっていくことが嫌だったのかな。
兄さんは、きっと今まで大きな挫折も苦脳もなく
「自分はこれでいい、こういう自分がいい」と成長してきたんでしょうね。
あ、ナルシスト的な意味ではなく(^^ゞ
だから「自分がどうしたらいいかわからない」「どうしてこうなってしまったのかわからない」
という状態に陥って本当に悩んだと思います。
もしかしたら相手が森永君でなくても同様に悩んだかもしれない。

ひとりでいたときとはちがうものになる

もちろん兄さんは今まで一人だったわけではないけれど
森永君とめぐりあって 森永君に愛されて 森永君を特別に大事な人だと思うようになって
兄さんは 少しだけ「ちがうもの」になった。
一人でも(たぶん)よかった兄さんが、森永君といるために「ちがうもの」になった。
その「ちが」ったところは 森永君が引き出した?もので
森永君のためだけに兄さんが「決心」したものだったと思うのです。


ずっと一人で生きてきた、森永君は心の中ではたぶんそう思ってた。
だから、たった一人の誰かを愛し共に生きていきたいと、願ったこともあったかも。
森永君は愛する方法しか知らない。
愛されるには、愛するしかないって思ってたかもしれない。
兄さんだけを愛して 兄さんに(兄さんを)愛することを許された森永君。
兄さんの特別は森永君一人なのに、自信がないせいか、なかなかそこに気づけない彼。
愛されるってどういう感じか忘れちゃった?
・・・こんなにも愛されているのに(笑)

ひとりでいたときとはちがうものになる

愛されてないなんてもう思わなくていいのに。
「お前は一人じゃないだろ?」って いつも兄さんは思ってるから。
「お前だけ」って 兄さんはもうわかってるから。
森永君が 愛する幸せだけじゃなくて愛される幸せを
もっともっと敏感に感じ取れるようになりますように。


ためらい、おそれながら
愛することも愛されることも 二人で分かち合って受け入れていってほしいです。
だって二人は「もうひとりの人」にめぐりあってしまったんですから。



全然考察になってなくてすみませんっ。
でも、この「あとがき(抜粋)」をどうしても紹介?したくなってしまって。

本当につまらない記事でしたが、読んで下さって有難うございました! 
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