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会話作文~テイスティング
2010-01-12 Tue 17:55
今日は寒いな~。
東京では初雪だったそうですよ・・・寒いはずだ。

ところで
兄さんがカナダに行ってしまった5章ですが
兄さんの喫煙シーンが皆無ですよね?

カナダの喫煙事情はとんとわからないのですけど
5巻読みながら
もしかして兄さん禁煙? と思ったことも。
お店のシーンで煙草の箱らしき描写があるので
それはないと気がついたわけですが。
まあ、暴君に限って禁煙はないですよね(笑)
カナダでは好きな銘柄の煙草が手に入りにくかったとか?
真相?は如何に。

で、なんとなく書いてみた作文。
今回は会話部分もままならなくて・・・載せるのも恥ずかしいんですが
ネタ部分だけででも萌えを補充していただければこれ幸い。


いま暇してっから読んでやってもいいぜ な方はどうぞ




テイスティング


その日は終日森永が教授のお供で不在だった。
宗一は珍しく一人で昼食を済ませた。

「さてと」
中庭での読書を切り上げようとした時。
「・・・だからキスが不味いって言われてもさぁ」
宗一の耳に入ってきたのは耳障りな話題。
「煙草が嫌だっていう女は多いらしいぜ」
「キスのために禁煙なんて出来るかっての」
笑い声とともに男子学生たちは遠ざかって行った。
「なんだあいつら、昼間っから。大声でする話じゃねーだろ」

「・・・不味い・・・か」
何気なく浮かぶのは無邪気な笑顔。
無意識に指で触れる自分の唇。
(な、なんだ今の? なにやってんだオレは・・・?)
思いがけず浮かんでしまった誰かの顔をかき消すように宗一は勢いよく立ちあがった。
(そろそろ戻るか。今日はやることあるし、あいつもいないからな)

研究室に早足で戻る宗一だったが、頭の中でぼんやりとさっきの男子学生達の会話がリピートされる。

「・・・キスが不味い・・・」


その日の夜。
「先輩、風呂できてるんで先にどうぞ」
夕食後の後片付けを終えた森永が宗一に声をかける。
「ああ」

ふとテーブルの上に目をやると、灰皿の上に吸い殻が一本。
今日の研究のことを考えていたからか、ついここで吸ってしまっていたらしい。
(・・・ベランダで吸うつもりだったのに、無意識に吸っちまってたのか)

「森永」
その場を離れずに、宗一は森永に話しかけた。
「はい?」
「お前・・・オレがこの部屋で煙草吸うの、嫌じゃないか?」
「? 何ですいきなり?」
「いや、においとか気になってないかと思って・・・お前吸わないしさ」
「別にオレは全然気になりませんけど。先輩もベランダで吸うことの方が多いし、においも籠ってないと思いますよ」
「・・・オレに遠慮してないか? 気になるならはっきり言っていいぞ。お前の家でもあるんだから」
「遠慮なんてしてませんてば。大丈夫ですよ」
「・・・そうか」
「?」
「・・・なら、いいんだけどさ」
「オレ何年先輩と一緒にいると思ってるんです? ってか前のオレのアパートでも気にせず吸ってたじゃないですか(笑)」
「そ、そうだったっけ?」
「そうですよ(笑)」

(今更、何をコイツに気を遣うことがあんだよ・・・。なんでオレは急にこんな・・・)
森永の笑顔を見て宗一は少しほっとした。
でも本当に気になっているのはそんなことではないのだと、自分に鈍感な宗一は気付けていない。

「お前が気にならないなら・・・いいんだ。これからもできるだけリビングでは吸わないようにするから。」
「だからオレのことは気にしなくていいですから。ホントに今日どうしたんです? 誰かに煙草のこと言われたとか?」
「いや・・・そうじゃないけど・・・」
「でも吸い過ぎには気を付けて下さいよ。忙しくなると本数増えてますからね」
「ああ・・・」

「煙草って止められないってよく聞くけど、そんなに美味いもんなんですか」
森永はテーブルの上に煙草を見つけると、興味本位で宗一に訊いた。
「美味いっていうか・・・もう習慣だな。味がどーのじゃない」
「へぇ」
「まあ、吸わない人間にはわからんさ」
「ん~、でも煙草の味は知らないこともないですよ」
「! 意外だな。お前吸ってたことあるのか?」
「いえ、吸ったことはないですけど・・・」
「? ならなんで味を知ってるんだよ」

「それは・・・(ホントに鈍感な人・・・)。ちょっと説明しづらいかも・・・」
「? ふ~ん、別にいいけど」

立ち上がろうとした宗一の肩を森永の両手が優しく止める。
「!」
「これくらい近いと煙草のにおい・・・しますね」

森永は宗一の耳元で囁いた。
「慣れちゃったのかもしれないですねオレ、先輩のにおいに」
「な、なにすんだ。はな・・・」
森永の大きな瞳に見つめられて、宗一は一瞬どきりとした。

(な、なにビックリしてんだオレは~~っ!!)

森永はゆっくりと顔を近づける。
「先輩・・・」
自分を呼ぶその声は堪らなく甘い・・・。

精一杯の理性を総動員して宗一は森永の身体を押しとどめた。
「ま、待て。ダメだ、今は・・・」
「え? 今?」

(あれ? オレ今こいつになんて言った?)

「今はダメって・・・なにがダメなの?」
「・・・う・・・」
「ね、先輩?」
「ふ、風呂に入る・・・んだから、は、離せ・・・」
「風呂は逃げませんよ(くすっ)」
声は優しいのに、宗一の肩を掴むその手には更に力がこもる。

どうやって逃げたらいいのか分からない。
切羽詰った宗一はつい本音を漏らしてしまう。
「ダメだって、今は・・・。さ、さっき吸ったばかりだから・・・」
そう言って宗一は森永から顔を逸らした。
が、耳まで赤くして照れる宗一を前に森永が引く訳もなく。

「吸ったって・・・煙草?」
「・・・だからっ! 吸ったばっかりなんだよ」
「? なにが気になってるんです?」
「それ・・・は、その・・・におい・・・とか。近いとにおいがするってお前がさっき・・・」

「あれ? もしかして・・・キスの味のこと気にしてる?」
「あ・・・」
墓穴・・・。
ますます赤の色が強くなる宗一の顔。

「ば、ばか。そんなわけ・・・」
「(もう、ホントに可愛いひとだな。そんな顔するからオレ・・・)
 オレさっき煙草の味知ってるって言ったでしょう? だから気にしないで」
「・・・え?」
「先輩とのキスで覚えたんですよ、煙草の味。この銘柄しか分かんないけど」
「・・・あ・・・」
「はじめてした時と・・・同じにおい」
「え・・・なに・・・?」
「先輩の唇はいつも甘くて・・・くらくらする」
「・・・やめ・・・もりな・・・」
「味・・・確かめさせて」
「・・・ぁ・・・」

甘いのはどっちだよ・・・。
宗一がそんな風に考えられたのもほんの一瞬でしかなかった。


・・・
・・・
書けば書くほど文才のなさにがっくりします・・・。
自己嫌悪な愚痴はおいといて、森永くんにとっては煙草の味だろうがなんだろうが
兄さんとのキスは甘いに違いない。
兄さんにもそっち方面で森永くんを意識させてみたいと思って浮かんだネタでした。
でもやっぱりこんなの兄さんじゃないよな~。
あの暴君が煙草のにおいとか気にする?、絶対しないよ(笑)


読んで下さってありがとうございました。
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2010-01-13 Wed 22:19 | | #[ 内容変更] | ∧top | under∨
Re: 悪魔のささやき?
内緒のコメントを下さった方へ

コメント有難うございます。
どこにお返事したらいいのか分からなかったので
こちらでいいでしょうか。
内緒で頂いたのにすいませんっ。

えっと・・・ドラマCDを聴かないのではなくて
グリリバさんの受声(特に最中の)が苦手でして・・・。
彼の声は素敵だと思ってるんですけど
ちょっと焦っちゃうというか、や、やりすぎな・・・(笑)
これってBLCDを聴くにはかなり高いハードルでしょ?
なのでドラマCD視聴経験はあります!
宮○さんのも何作品かは知ってます、でもあんまり繰り返して
聴かないんですよね~、なんでだろ。
でもご紹介いただいたCDは持ってませんので、その時がきたら
是非宜しくお願いします。

グリリバさんの出演CDよかったら差し上げますよ~、1枚ですが。
興味ありましたら是非。
2010-01-13 Wed 23:19 | URL | 日和 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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2010-01-13 Wed 23:55 | | #[ 内容変更] | ∧top | under∨
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