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妄想会話~深切(しんせつ)
2011-11-23 Wed 20:23
兄さんの日です★
そして年に一度の「いい兄さん」の日です(●^o^●)

特に何をすることもなく勤労感謝の日は終わる・・・
まぁいっか、勤労感謝だから休んでも・・・(^^ゞ

またしても会話です。
本当はもうちょっとしっかりした長めの作文を書きたかったのですが
ダラケ病が出てしまい(年中無休で発症中)、やっぱり書けなかった(>_<)
相変わらずのテイストです。
それでもOKな方はどうぞ。

※この作文の内容は「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作等が苦手な方はお読みにならないで下さい。



森永~! オレ、巽先輩に惚れちゃったかも(^◇^)」
「・・・は?」
「今まで知らなかったけど、巽さんってホントはかっこいいんだな」
「お、おい山口。どーしたんだよ?」
「普段クールだけどいざってとき頼りになるっていうか・・・それにすげー優しいし」
「先輩とお前の間に・・・い、一体何が・・・?」
「いや、実はさ・・・」

それは昨日の朝のこと。

「おはようございま~す。森永いますか?」
「おはよう。あいつは福島教授の手伝いに行った。午前中は戻ってこないぞ」
「そうですか・・・困ったな」
「なんだ? 急用なら教授のとこに・・・」
「別にそこまで緊急ではないんですけど・・・研究のことでちょっと相談したいことがあったんです」
「研究の?」
「あ、はい。今やってる実験の経過が思わしくなくて・・・それで森永に意見もらおうかと思って」
「へえ」
「あいつが戻った頃にまた来てみます。お騒がせしてすみません」
「・・・テーマは?」
「はい?」
「どんな実験やってんだ?」
「え、ええと・・・・あ、森永に見せるつもりで実験方法とデータ持って来てたんだ。・・・これです、けど」
「・・・」
「・・・?」
「・・・以前似通ったテーマの研究をしたことがある」
「え? ほ、本当ですか?」
「参考資料程度ならまだどこかにあるかもしれないな。オレのでいいなら探しておくが・・・」
「ぜひ・・・ぜひお願いします!!」
「・・・じゃあ昼休みに取りに来い。先に言っとくが、大して役に立たないかもしれないからな」
「とんでもないです! 有難うございます、巽先輩!!!」

「ってな訳で昼休みに受け取に行ったんだよ。そしたら、巽さんが自分で実験してた時のデータだけじゃなく、当時参考にした論文の抜粋までCD-ROMにコピーしてくれててさ~。
内容はもちろん凄く役に立ったけど、それよりもわざわざ後輩のオレのためにコピーまでしてくれて・・・感激したよ★」
「先輩がそんなことを・・・(山口のために)?」
「いくら自分が扱ったことのあるテーマだからっていっても、あんな短時間で資料見つけられる巽さんの記憶力も凄くないか? 研究者としての姿勢の違いかもしれないけどさ、かっこいいよなそーゆーの!」
「ま、まあね・・・」
「で、お礼言いに来たんだけど・・・今日は巽さんが不在なのか」
「ああ、でもたぶんすぐ戻ってくると思うけど」
「そっか・・・じゃ、また後で来てみる。一応オレが来たこと、巽さんに伝えといてくれよ」
「わかった」

-先輩ってそーゆーことするタイプじゃなかったのに・・・なんで山口にそんな親切・・・?
あくまで研究のことで助け舟を出しただけで、深い意味なんてないのは分かってる
だけど・・・なんだかちょっと山口に妬いてる自分がいる
オレにはそんなこと、めったにしてくれないのに・・・


「ただいま」
「あ、おかえりなさい。・・・さっき山口が来ました。先輩にお礼言いたいって」
「へえ」
「また後で来るそうです。・・・資料、すごく参考になったって喜んでましたよ」
「そうか」
「・・・」
「役に立ったならよかった」
「先輩・・・最近ちょっと変わりました? 前は他人に親切にするようなタイプじゃなかったのに・・・」
-違う・・・こんなこと言うつもりないのに
「はあ?」
「山口には随分優しいんだなと思って」
-オレ、嫉妬丸出し・・・
「お前、何が言いたいんだよ?」
「だって・・・オレにはしてくれたことないじゃないですか。研究資料とか、コピーとか・・・」
―また怒らせてしまう
「あれは、オレが前に興味持って調べたものに近い研究テーマだったからだ」
「・・・それだけ?」
「・・・山口には時々手伝ってもらってるという借りもあるしな」
「オレだって先輩の助手なのに」
「アホか! あいつは・・・お前の友達だからだ。なんでそれくらいのことがわかんねーんだよ」
―え? オレの友達だから・・・それが親切にした理由?
「それに・・・お前がオレに頼ってきたことなんてほとんどないだろーが」
「え?」
「お前はいつだって自分で見つけてきたじゃねーか。方法も資料も、それから答えも。オレが手を貸す必要なかったろ?」
「それは・・・」
「オレはお前がそーゆー奴だったから助手になってもらいたいと思ったし・・・同居だって出来ると思ったんだ。お前がすぐに人に頼るような奴なら、きっと今みたいにはなってない・・・」
-それは・・・オレだから一緒にいる、って言ってくれてるのかな? そうなのかな・・・?
「先輩・・・」
「っつか、なんで山口に資料渡したくらいで不機嫌になってんだよ? 自分の友達の役に立ったんだから別にいいだろ」
「たぶんそれは・・・山口が先輩のファンになるようなことしたから、ちょっと妬けたんですよ(^^ゞ)
「はあ? ファン?」
「先輩! オレ以外の人間にかっこいいとことか優しいとことかあんまり見せないで下さいね」
「は?」
「たくさんの人が先輩を好きになって、ライバルが増えたら困りますから!」
「あ、あるわけねーだろそんなこと」
「わからないですよ。山口がファンになったくらいですし」
「バカなこと言ってんじゃねー!」
「でも、先輩の一番のファンはオレですけど❤」
「はあ?」
「先輩を一番好きなのもオレです、先輩❤❤」
「ばっ・・・く、くっつくな! ここ研究室だそ。場所を考えろ、場所を!」
「じゃあ、帰ったら続きを」
「誰がするかボケ!」
「痛っ」 ← 殴られてる


オレは あなたのことが誰よりも一番好きです
あなたの一番は 誰なのかな?
訊いてもきっと答えてはくれないけれど
それでも もしかしたらそうなんじゃないかと
オレが想像できるほど二人の距離が近づいてる気がするんです
少しずつだけど 確実に・・・
気のせいじゃないといいな・・・


おしまい


※深切・・・心の底からすること。深く思うこと。
 親切・・・相手の身になってなにかすること

兄さんにとっての一番・・・というより唯一だと思いますよ。
兄さんが家族以外では(家族と同じくらい)誰より森永君を大事に思ってること、
もう森永君自身も感じているんじゃないかな(*^_^*)
兄さんの森永君を思う気持ちは「親切」ではなく「深切」なのかも。
あ、山口くんの「惚れちゃった」は研究者の先輩として尊敬した!という意味で、
森永君が心配するような意味は皆無ですよ(笑)

読んで下さって有難うございました!
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