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妄想会話~ひとつ欠けても君じゃない
2011-10-29 Sat 18:23
秋ですね~。
朝夕ほんとに涼しく(寒く)なりました。
そろそろインフルエンザの流行も心配な季節です。
体調管理はしっかりやらないといけませんね。

そんな秋には全く関係ない短い会話だけの作文をひとつ。
森永君は登場してませんがそれでもよろしければ・・・。

※この作文の内容は「恋する暴君」本編とは全く関係ありません。
二次創作など苦手な方は読むのをご遠慮ください。


森永が入社前研修に行って3日目。
受験関連の手続きの話がしたいとかなこから連絡があった。
学食のメニューにそろそろ飽き始めていたこともあり、久しぶりに松田家で一緒に食事しようということになった。

松田家を訪ねた時、かなこはまだ学校から帰っていなかった。
松田さんがお茶を出してくれたので二人でかなこの帰宅を待っている。

「かなこちゃん、図書館でお友達と勉強してから帰るって言ってたわよ」
「最近帰りは遅いんですか?」
「そうでもないわ。かなこちゃんも宗君がこんなに早く来るとは思ってなかったんじゃない?」
「ちょっと早めに切り上げてきたんで・・・」

「かなこちゃんももう高校受験・・・この間、巴君の受験が終わったばかりだと思ってたのに、早いわね~」
「せっかく入学したのにあっという間にやめて渡米しちまいましたけどね」
「いつのまにか結婚相手まで見つけてて。ビックリしたわ~黒川さんが宗仁さんに結婚報告した時は(笑)」
「・・・オレは納得してないですけど」
「でも巴君、幸せそうだったわね」
「・・・」
「黒川さんって一見頼りなさそうだけど、芯が強いというか、実はとても男気のある人かもしれない。あの巴君がアメリカで好きな仕事に没頭できるのも黒川さんが支えてくれてるところが大きいと思うのよ」
「それは・・・」
本当はわかってる。巴には、たぶん黒川が必要なんだってこと・・・。

「森永君もいよいよ就職するのね。これからはあまり来られなくなるかしら? だとしたら寂しいわ」
「今までよりは忙しくなるんじゃないかと思います。でもあと1年もありますから」
「そうね(笑)」
「・・・」
「森永君が宗君の実家で暮らしてるって聞いて、私は嬉しかったのよ」
「・・・はい?」
「実家が火事になる前の話。当時かなこちゃんが教えてくれたの。宗君のお友達が実家に来てくれることになったから頻繁に通わなくても大丈夫だって」
「ああ・・・」
「とっても料理が上手い人だから二人で食事作ってるんだって言ってた(笑)」
「・・・確かに二人で料理してましたね」
「そんな風に宗君やかなこちゃんを心配してくれる友達がいて、それから同じ家で一緒に暮らせるくらい親しい人が宗君にもいるんだって知って嬉しかったの。それまで親しいお友達の話なんて聞いたことなかったし(笑)」
「あれは・・・森永が勝手に押しかけてきただけですよ」
「今は二人で暮らしてるのに(笑)」
「・・・単なるシェアです」
「どんなに親しくても好きでも他人と四六時中一緒にいるのって案外楽じゃないと思うの。好き嫌いの問題じゃなくて、自分と違うところがどんどん見えてきてしまうでしょう? 価値観や生活のリズムやそういうものが色々とね」
「はあ・・・」
「ずっと別々に暮らしてきたんだから合わない部分が出てくるのは自然なことなんだけど、それで割り切れないこともあるし・・・だから森永君は宗君の長所だけじゃなく短所もよくわかった上で同居を決めたんじゃないかしら」
「・・・」
「宗君も同じでしょ?」
「え?」
「森永君は優しくて気が利いてとってもいい青年だけどそうじゃない面だってあるだろうから、そういうところもひっくるめて、宗君は森永君と一緒にいることにしたんじゃない?」
「どう・・・かな? あまり深く考えてなかったかも」
「(笑) よく考えないで同居を決めちゃうなんて、宗君は本当に森永君のことが好きなのね」
「は?」
「?」
「松田さん・・・かなこから何か聞いたんですか?」
「かなこちゃん? 特に何も聞いてないけど、どうして?」
「いえ・・・ならいいんです・・・」
「?」

あいつは・・・いいヤツには違いないけど あんなに困ったヤツもいない
誰もそんなこと言わないけど というより知らないんだろうな
あいつの困ったところを知ってんのは オレだけか・・・


「ただいまー!」
「おう、おかえり」
「兄さん、もう来てたんだ。森永さんは・・・出張だっけ?」
「入社前研修。帰ってくるのは来週だ」
「さみしいね~兄さん(笑)」
「何言ってる」
「あーあ残念。森永さんがいたら勉強教えてもらえたのに」
「オレにきけばいいだろーが」
「えー」
「なんだよ、その嫌そうな反応は?」
「だって兄さんより森永さんの方が断然教えるの上手なんだもん」
「悪かったな」
「本当のことだもん(笑) 森永さんって何でも上手に出来て凄いよね~。研究しかとりえのない兄さんとは大違い」
「・・・さっさと着替えて来い」
「はあい」

・・・ほらな やっぱりわかってない


おしまい



・・・松田さんの口調が微妙すぎる。難しい・・・(松田さん、すみません(>_<)

最後の「ほらな」の後、口元だけ「くすっ」と笑う兄さんを想像してください(#^.^#)
何でもこなしちゃう「出来る男」森永君ですが、
実は困ったちゃんなところも多い子ですよね。
ヘタレだったり女々しかったりしつこかったり。
まあ兄さんに対してだけだと思いますが(笑)
もちろん私たち読者はよ~く知ってますよ(*^^)v
知ってても大好きだよ森永君!

森永君の困ったところにいつも振り回されちゃう兄さんだけど、
兄さんにとってはそーゆーとこも含めた全部で森永君なんだと思う。
だってその顔は兄さんにしか見せないものだから。
兄さんがそこに優越感?を持つかどうか定かではありませんけどね^^;

読んで下さってありがとうございました。
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