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会話作文~タイトル未定
2010-10-05 Tue 12:23
ええと・・・先に謝っておきます。
着地点が全然見えてません。
着地点どころか・・・道筋もはっきりしてなくてですね
テーマがよく分かんない感じの作文になってしまいました(~_~;)

なのでタイトルも未定です。
なんとかラストは纏めたいなあ・・・。

中途半端な内容なのに無駄に長いのでご注意くださいね。
本気で何でもOKな方だけ どうぞ。



「えっと・・・あれ?なんか変な答えになっちゃった。森永さん、どこか間違ってる?」
「どれどれ?ん・・・と、あ、ここだね。この式にはx=3を代入すると分かり易いよ。方程式がこうなるからこれを解いていくと・・・」
「あ、そっか。それで15で約分できるんだね」
「そういうこと。さすがかなこちゃん、理解が早いね」

ある土曜日の松田家。
ストーカー事件以来すっかりかなこに信頼されるようになった森永は、時々こうしてかなこに勉強を教えている。
成績は決して悪くないかなこだが、来年に受験を控え学業での不安は出来るだけなくしておきたいと考え始めたらしい。
塾に通うことも考えたが、部活も最後まで思い切り頑張りたいかなこにとって時間の制限がある塾は条件面で却下された。
今までも宗一がちょくちょく見てはいたのだが、「兄さんよりも森永さんの方が教え方が上手そうだから」というかなこの希望で、家庭教師役は森永に替わった。
彼女の人を見る目は正しく、森永の教え方は中学生のかなこに合わせた丁寧なもので苦手科目の理解もしっかり進んでいた。

「でもかなこちゃん、オレが家庭教師するほど解らないとこないんじゃない? 数学が苦手っていってもこれだけできれば問題ないと思うけど」
「森永さんの教え方が上手だからだよ。ちゃんと理解したら学校で友達に教えたりもできるし」
「先輩だって教えてくれるんじゃないの?」
「兄さんはねぇ、教えるのが下手なわけじゃないんだけど時々説明がすごく難しくなるんだもん。中学生にはわかんないって言ってるのに、こっちのやり方の方が後々いいんだ~とか言ってさ」
「(笑) 先輩らしいね」
兄妹が議論を白熱させている場面を想像して森永は可笑しくなった。

「森永さんには勉強でもお世話になっちゃって・・・ありがとうございます。家庭教師のお礼したいんだけど、なにか欲しいものとかある?」
「そんなこと気にしないでいいよ。たいして役に立ってるとも思えないし」
「ううん、森永さんに教わるようになってから数学の成績随分上がったんだよ。すっごく役にたってるよ~」
「だったら嬉しいな」
「成績アップしてることは兄さんも知ってるから・・・そうだ。兄さんにお願いしておくね、森永さんへのお礼。かなこの代わりってことで」
「え・・・いや、ほんとに気にしないで、かなこちゃん」
「兄さんもきっと何かお礼したいって思ってるよ。だけど自分からはなかなか言えなそうだから・・・かなこのお願いって口実があれば兄さんも素直にお礼できると思うんだ」
「でも・・・」
「いいから、かなこに任せて。ね、ね、兄さんに何してもらう??」
無邪気なかなこの声につられて森永も微笑んだ。
女きょうだいも年下のきょうだいもいない森永にとってかなこは妹のように可愛い存在だった。
なによりも愛しくてたまらない人の家族だから嫌われたくはない。
幸運にもかなこは自分を慕ってくれ、どこまで知っているのか定かではないが宗一とのことも受け入れてくれている・・・というより応援してくれている気さえする。
そんなかなこと過ごす時間は森永にとっても楽しいものだった。
だからお礼なんて考えたこともなかったのに。

「おう、終わったか。お疲れさん」
下の階で待っていた宗一が、2階から降りてきた森永の方に視線を向けた。
「お待たせしました」
「お疲れ様、森永くん。今お茶入れるから座って待っててね」
「すみません」
松田さんの後についてかなこもキッチンへ向かう。

「いつも悪いな。あいつがお前に教えてほしいって言うもんだから」
「そうみたいですね。でもオレも楽しいですよ。かなこちゃん、理解するのが早くてオレほとんど教えることないんですけどね(笑)」
「まあオレの妹だからな」
「ホントですね(笑)」
そこへかなこが紅茶を運んできた。
「はい、森永さん。兄さんも・・・どうぞ」
「ああ、サンキュ」
「ありがとう、かなこちゃん。いただきます」
宗一の前には紅茶だけ置かれたが、森永の分のカップの横にはスティックシュガーが添えられている。
既に訊かれることも頼むこともないくらいに、かなこも松田さんも森永の味の好みを覚えているのだ。
(なんだか・・・家族みたいだな)
香りのよい紅茶に口をつけながら、森永は顔がほころぶのを止められなかった。
「なんだよ、にやにやして」
「え? あ、いえ別になんでも」
なんでもないと、変わらず嬉しそうな顔で森永は答えた。
「兄さん。かなこ、森永さんに教えてもらってから随分成績あがったよね?」
「ああ、そうだな」
「だから、ね。兄さんから森永さんに何かお礼してね」
「・・・は?」
「ほんとはかなこがちゃんとお礼しなきゃいけないんだけど、大したことできないと思うし。兄さんなら森永さんにしてあげられることいっぱいあるかと思って」
「し、してあげられる・・・ことって?」
「なんでもいいんじゃない? 森永さんが欲しがってるものがあればそれでもいいし、ご飯おごってもいいし」
「気候もいい頃だしデートも楽しいんじゃないかしら」
松田さんがにこにこしながら提案する。
「デ、デート?」
「ああ、ごめんなさい。男の子同士だとデートって言わないわよねぇ。たまにはどこかに遊びに行ってみたらどうかしら、ってことなんだけど」
「ほ、ほんとに何もしなくていいですって。先輩も、気にしないでくだ・・・」
「確かに・・・そうかもな」
「え?」
「かなこが世話になってるんだからそれなりの礼はしないとな。お前、なんか希望あんのか?」
「希望って・・・急に言われても。考えたことなかったし・・・」
「じゃあ適当に考えとけ。遠慮しなくていいけど、分相応なのにしろよ。できねーもんはできねーから!」
「はあ・・・」
「よかった。お願いね、兄さん。かなこの代わりだってこと、忘れないでね」
「ああ」

帰り道、森永は“お礼”のことばかり考えていた。
要らないと言っておきながら、いざこうなってみると色々と希望が浮かんできてしまう。
オレも現金だよな~、と自分に呆れてしまう森永だった。
(先輩にしてほしいことなんて・・・先輩ができないって言ったことに決まってるじゃないか。オレってほんと“それ”ばっかりだよなぁ・・・)
宗一が呆れるのも無理はない、とも思ってしまう。
(でもさ・・・先輩がもうちょっとアレだったら、オレだって、こんなにはさ・・・)
「どーかしたか?」
「は? い、いえなんでもないです・・・」
「?」
いずれにしても、宗一とかなこの気持ちは素直に嬉しい。
この際だからデートのお誘いでもしてみようかな、まあ断られると思うけど・・・そんなことを考えているうちに家に着いた。

「ただいまっと」
律儀な宗一は誰がいるわけでもないのに帰宅の挨拶は欠かさない。
「コーヒーでも淹れましょうか?」
「ああ」
そう言って宗一はソファに腰掛けた。
コーヒーメーカーをセットしながら森永は宗一に声をかける。
「先輩、さっきの・・・お礼の件ですけど」
「先に断っておくが・・・無理な注文は却下だからな」
話かけた途端、宗一が制する。
「・・・まだ何も言ってないのに」
「どーせまたいかがわしいこと考えてんだろ?お前の考えてることなんて・・・お、お見通しなんだよ」
「はあ? いかがわしいって・・・なんですかそれ?」
「オレにあれこれしてもらおうとか思ってんだろーが。そんなの、絶対しねーからな!」
「もう、先輩・・・」
「なんだよ。図星だろ?」
「そんなこと、思ってないですよ(笑)」
「う、うそつけ・・・」
「本当ですって。かなこちゃんがくれるって言ってくれたお礼なんですから、ヘンなお願いなんてできませんよ」
「そ、そうか?」
「ええ(笑)」
「・・・なら、いいけどさ・・・」
先回りしたつもりがかえって余計なことを喋ってしまったと、宗一は赤面した顔を逸らして隠す。
この人のこういうところがたまらなく可愛いと森永は思う。
何度好きだと伝えても、何度触れても、宗一は毎回初々しい反応を返してくれる・・・。

淹れたてのコーヒーをテーブルに置いて、森永は宗一に問いかけた。
「先輩からじゃなければ・・・いいんですか?」
「? なにが?」
「だって、『あれこれしてもらう』って先輩が言ってたから」
「?」
「オレからするなら・・・いいのかなって」
「はぁ?」
まだ理解半分という表情の宗一に、それ以上考える余裕を与えることなくその身体を胸に引きよせて抱きしめる。
「き、急にな・・・」
二人の呼吸が重なる。森永の長いまつげが・・・近い。
遮った言葉まで飲み込むように柔らかい唇が宗一のそれを覆った。
触れ合う柔らかさがたまらなくて、宗一は体の奥が震え力が抜けそうになるのを感じた。
反射的に体が硬直してしまう。
「・・・んぅ・・・」
切ない声が宗一の口から零れると、森永は静かに唇を離した。
「・・・まだ、慣れない?」
「・・・え?」
「そろそろ慣れてきてもいい頃なのに」
微笑みながら頬を撫でる森永の手が優しい。
「な、慣れるって・・・?」
「オレにこうされるの・・・まだ緊張する?」
「そ、そんなわけな・・・」
「そう?」
覗きこまれてつい顔を逸らした宗一だったが、なんとか言葉を繋いだ。
「・・・慣れたのかよ、お前は」
「はい?」
「・・・」
「・・・そうですね。慣れたかもしれない」
「ふ~ん・・・」
「迫って殴られることにも逃げられることにも、随分慣れました」
「は?」
「だけど、ドキドキすることはまだ・・・」
「え・・・」
「先輩を好きだってことに、まだオレ全然慣れてないです」
「なっ・・・」
「今だって、ほら・・・」
宗一の手を取ると、森永は自分の胸にそれを当てた。
「ちょっ・・!」
「オレの心臓の音、分かる?」
布を通して手に伝わる森永の心音は驚くほど早打ちしていた。
「もりな・・・」
「好きです・・・」
再び宗一の言葉を遮るように唇を塞ぐ。
離れては角度を変えて啄むように合わされるそれは、繰り返される度に触れる時間が長くなっていく。
最後は舌を絡められ呼吸さえ苦しくなった。
森永の手が宗一の後頭部を撫でるようにすべり、背中に回る。
強引に歯列をめぐる森永の舌は、押し返すように反応する宗一のそれを逃がさず更に深く絡めとる。 
どちらのものか分からない荒い呼吸だけが部屋に響いた。

「これは・・・礼か・・・?」
唇が離れると、少し掠れた声で宗一が問いかける。
「・・・ちがう。オレがこうしたいだけ・・・」
耳元で囁くように答え、宗一を抱きしめる腕に力をこめた。
愛しい気持ちをもう止められない・・・。


つづく、かも・・・?



この続きもちょっとは書いたんですけどね。
私にとっては結構冒険的なとこまで・・・。
でもなんかいまいちなので、途中のここまでをとりあえずUP。
しかし本当によくわからん話だなあ・・・(>_<)

こんな中途半端な作文を読んで下さって有難うございました(ToT)
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