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会話作文~第一優先順位
2010-09-29 Wed 22:23
妄想会話に沢山の拍手をいただいております。
・・・・何故?

いや、もう本当にありがとうございます~(*^^)v
こんなんでいいの? とちょっと驚いてたりして・・・。
も、もしかして、皆さん短いのがお好き?
作文チックなのより妄想の幅が広がるとか?
・・・でもホントに文才ないから、
短い会話文を気に入っていただけるのはありがたいです。

だけど今日は作文の方で(^^ゞ
そんなに長くはないですが、ラブ不足極まりないので
読み応えないです。ごめんなさいっ。
お暇のある方のみ どうぞ。


優秀な院生でありよく気の付く森永は、教授たちからの信頼が厚い。
そのため実験や講義の助手を頼まれることも少なくない。
その日も午後から山口と二人、雑用も兼ねた手伝いに駆り出されていた。

「全然終わる気がしないな・・・」
「・・・だな」
「オレら、自分の実験もあるのにさぁ」
「愚痴ってもしょうがないって・・・。やれるとこまででいいって言われてるし、もう少し・・・」
「オレよりお前の方が大変そうだけど。森永、お前あの教授に妙に気に入られてるっていうか、仕事押し付けられ過ぎじゃないのか」
「そ、そうかな?」
「お前が断らないからだぞ」
「うん・・・」 
「あ~あ、今日じゅうに帰れるかなあ、オレたち(T_T)」
「さすがにそれは大丈夫だろ・・・たぶん」

「あ、そうだ。巽先輩、何かあったら呼んでいいって言ってたよな。あの人が来てくれたら少しは早く終わるんじゃないか。呼べよ、森永」
「え、でも先輩も忙しいし・・・」
「今はオレたちの方が余裕ないじゃんか。お前がしないならオレがするよ」
「い、いいってそんな」
「オレも早く帰りたいしさ。今実験中かもしれないから電話じゃなくメールにしとくか」
苦笑しながら山口は手早くメールを打つ。送信まであっという間だった。
「よし。もう少しの辛抱だ」
「・・・ホントに先輩に連絡したのかよ、山口」
「なに? まずかったか?」
「まずいっていうより・・・来ないと思うよ。あの人が自分の研究ほっぽって来るわけないから・・・」
「そうか? 来てくれんじゃないの? 巽先輩ってお前相手だと面倒見いいし」
「え?」
「まあ、それ以上にお前が巽先輩に尽くしてるからプラスマイナスでいったら全然足りなけど・・・どーした森永?」
「面倒見がいいって・・・先輩が?」
「なんだかんだいっつもお前のこと気にしてくれてるじゃん。オレ相手だとぜ~んぜん冷たいぜ」
当たり前だけどな、と山口は笑った。
その時。

「悪い。待たせたか?」
研究室の扉を開けて宗一が入って来た。
「はやっ!!」
「先輩??」
驚いた森永は手に持っていた資料を落としそうになり、山口は眼を丸くした。
メールしてからまだ何分も経っていないというのに・・・あまりにも早すぎる到着。
「ず、随分早かったですね? 実験、もう終わってたとか?」
山口が驚きを隠しながら尋ねる。
「いや、適当に片づけてきた。こっちが済んだら戻る」

森永は山口の白衣の袖を引っ張った。黙って体を傾けてきたところに額を寄せる。
「山口、先輩になんてメールしたんだよ?」
「『結構大変です』って」
小声で喋りかけてきた森永に合わせて山口も小さな声で答える。
それだけでこんなに早く?
「あと『森永は今日帰れないかもしれません(ToT)』って」
「はぁ?」
にっこり微笑む山口に、森永は言い返す言葉が見つからない。
「やっぱ恩は売っとくべきだな、森永!」
これで早く帰れるぞ、と元気に仕事に戻る山口。

しかし、森永はすぐに作業を再開することができなかった。
(オレのために来てくれた・・・のかな?)
そう思ってしまっていいのかと、戸惑う森永だった。


おしまい

森永くんだったらしそうなこと、兄さんにさせてみました。
森永くんが就職したら、こーゆーことも無くなっちゃうんですよね・・・。
今も無いかもしれないけど^_^;
森永くんが大変だと聞いて迅速行動してしまう兄さんなんて、やっぱ無いかな?
※山口くんも兄さんのケータイの連絡先を知っているという前提で書いてます。


おまけ

「ったく、山口が大げさなメール送ってくるから・・・(ぶつぶつ)」
「すみません。でも大変だったのは本当なんですよ。先輩が来てくれたから早く終われたんです。有難うございました」
「別にいいけど・・・あの教授、普段からお前のことよくこき使ってんだろ? だから、帰れないってのも本当なのかと思って」
「心配・・・してくれたんですか?」
「心配はしてねーよ。お前もさ、気に入られるのもほどほどにしとけよ。雑用ばっか押し付けられるぞ」
「・・・はい(笑)」
「こいつが文句言わねーからってこき使うんじゃねーよ、あの教授・・・(ぶつぶつ)」
「・・・」

それをあんたが言うんですか、と思ったけれどもちろん口には出さない
一番オレを気に入ってるのは誰なんですか と思ったけれどそれも訊かない
オレが解っていればそれでいい
・・・間違いないと、そう思えるから
独占したいと思ってるのは オレだけじゃないと・・・



あぁ、らぶい二人が書きたい・・・(ToT)
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この記事のコメント
こんばんわ 

やっぱり 気が利く森永君は教授の信頼も厚いんですね
まぁ 当然ですよね
ここまでいい条件がそろってる男ってそうそういないですもん
それより 山口くんのメールですぐに来た兄さんに
かなり驚きです!!
確実に森永君への独占欲がありますよね
実験でも必要な助手でもあるし
家でも必要な人ですし
兄さんも困りますよね 色々と

ワタシは作文形式のssが好きですよ
会話だけっていうのも 好きですけど
作文形式で書かれると どんな行動をしているのかという
面白みが増えますからね

これからの更新も待ってます
では^^
2010-10-01 Fri 18:49 | URL | リズ #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
リズ様

森永くんは「できる」男でなおかつ性格もいい子ですから
教授たちはもちろん、大学の友人や先輩や女子のみなさんも
少なからず「傍におきたい」と思ってるんじゃないでしょうか(笑)
そんな人気者を公私(?)で独り占めしてる兄さんって・・・
まわりからはウザがられてるかも??

SS・・・は書きたいんですが、なにぶん文章力がないので
表現が下手なんですよね(-_-;)
なにしろ会話しか浮かんでこないもので・・・。
素敵な作文はなかなか書けないと思いますが
また読んでくださると嬉しいです。

コメント有難うございましたー!
2010-10-02 Sat 00:36 | URL | 日和 #-[ 内容変更] | ∧top | under∨
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